作品
失血死した被害者の血液が忽然と消えた! 県境をまたぐ血痕の謎。数々の難題に立ち向かう佐賀県警・水木警部補。魅惑のサスペンス
笹沢左保、夏樹静子、森村誠一が佐賀を舞台に描く三人三様の傑作ミステリー。同作家による、佐賀を描いた『炎の博覧会』の第二弾
剣の道は日々、生き死にの悟りなり。心澄みわたる武蔵に死の直前、身を貫く天啓が……。妙味と興奮満載の読み切り時代大河。完結篇!
(七を参照)
小次郎に最後にとどめを刺したのは武蔵にあらず! 円熟の境地に向う剣聖に思わぬ陥穽が待ち受ける。渾身の時代大河、いよいよ佳境へ
(五を参照)
南部藩主がもちかけた奇想の奸策に武蔵はのる。一雑兵として大坂冬の陣に参戦。またしても死に場所を喪った剣聖に虚空の風が吹く
(三を参照)
巌流島の決闘以後、武蔵はどう自己変革をとげていったのか。兵法者たちとの壮絶な立ち合いの数々を辿り、二天一流の開祖たる剣聖の生涯を全く新しい視点から綴る大河時代小説の雄篇。
(一を参照)
笹沢左保、夏樹静子、森村誠一が佐賀県を舞台に長年つれ添った夫婦に訪れた危機感、確執から殺人に至るまでを描く傑作ミステリー
不死身と誰しもが思った剣聖に最期の時がきた。熊本・霊巌洞に籠り、五輪書の完成に全力をかたむける武蔵。その臨終の言葉とは?
東海道を京に向かう家光一行に魔の手が迫る。将軍暗殺計画を察知した幕閣は、宮本武蔵、由比正雪からなる阻止部隊を編成し、鉄壁の体制を敷くが、想像を超える虎口が待ちうけていた。
将軍へのお目通しを防げ。柳生宗矩の執拗な妨害工作に「討つも兵法、討たれるも兵法」と無我を悟った武蔵だったが。秀作五篇収録
奇策渦巻く北関東路を遊行する武蔵。兵法者は道ゆく人と袖が触れてもならない。独行に徹すべし。巌の如き信念に揺るぎはないが…
「敵を恐れず、死を恐れず、おのれを恐れよ」。自分を捨て、死して敵を討つ覚悟の武蔵に、殺生を厭う気持ちが色濃く生じてきた……
妻子や故郷はいらぬ。流浪あるのみ。天涯孤独の身であればこそ死を恐れず。そう悟ったはずの武蔵だが…汪溢する剣豪小説の醍醐味
姫路城下で紫乃と平穏に暮らして数年、紫乃は佐々木小次郎の恋人だったという噂が拡まった。武蔵は小次郎の門弟を訪ねる旅に出る
豪商の養女となる決心をした花実を江戸に残し、武蔵は旅に出た。各地をめぐり姫路の地に滞在中、十五歳の少年・幹丸を養子とした
上洛する三代将軍家光の命を狙う謀略ありとの情報を得た松平伊豆守は、大久保彦左衛門を中心に暗殺阻止チームをひそかに結成した
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