作品
大傑作『古事記』。日本人はこの書物をどのように読んできたのか。我々にとってカミとは――。神話と日本語の成立に迫る名ガイド。
その寄せた眉根の「悲哀」が物語るものは? 興福寺建立から東大寺大仏までの天平の世に、「日本的なるもの」の源流を解き明かす
「古事記」は日本語、国の成り立ち、列島人の心が濃縮されたタイムカプセル。記紀神話の世界をより刺激的、実証的に読み解く好ガイド
妻美知子との出逢いから玉川上水心中まで、天才作家の後半生を描き、大佛次郎賞、和辻哲郎文化賞を受賞した太宰治評伝の決定版!
太宰治の繊細な心を、太宰への深い理解と愛情をもつ著者ならではの視点で描く秀作長篇小説。幼少時代から精神病院に入るころまで
太宰の創作活動に果した妻の役割と、作品とキリスト教との関わり。新しい側面に光をあて、「井伏悪人説」の真相にも迫る渾身の評伝
若い読者にいまだ人気の衰えぬ太宰治。その繊細な心を太宰への特別な深い理解と愛情をもつ著者ならではの視点で描く秀作長篇小説
世去れ節の大成功者、黒川桃太郎はなぜ貧困のうちに窮死したのか。直木賞受賞作「津軽世去れ節」「死者からのクイズ」「津軽じょんから節」「津軽十三蜆唄」「猫と泥鰌」「雪のなかの声」収録。
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