作品
長男を交通事故で失って以来、精神に失調をきたし無為に日を過ごす美奈子の前に、どことなく息子を思い出させる小学生が現われた
わが身は国の「捨石」か――若き将校は時代を動かす思想家の命をつけ狙う。二・二六事件を背景に展開する男と女の愛と憎しみの物語
昭和十四年四月。危険思想とされた「新興俳句」への弾圧を背景に、自由を求める女流俳人の愛と苦悩を描いた、本格社会派サスペンス
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