作品
柳田国男以降、最大の業績をあげた民俗学者・宮本常一の生涯を、物心両面で支えた財界人・渋沢敬三との対比で描く大宅賞受賞作
日本資本主義を生んだ栄一、それを引継いだ敬三、その狭間で廃嫡の憂き目にあった篤二。大宅賞作家が新資料を得て三代の謎を解く
天皇崩御、バブル、宮崎勤。「昭和」と「平成」の狭間で起きた事件を掘り起こし、2つの時代の意味を問うノンフィクション年代記
民主党の初代首相になった鳩山由紀夫。4代続く政治家一族であり、80億円を越える資産を誇る。そのルーツと実像を明らかにする
天皇崩御、改元、リクルート事件、幼女連続殺人。昭和と平成の狭間に起きた一連の出来事を検証することで、2つの時代の意味を問う!
豪腕秘書官・飯島勲、政治手法に影響力を持つ姉・信子、政権の生みの親・田中真紀子。「変人総理」の長期政権を支えた異形の面々
瀬戸内に浮かぶ沖家室島(おきかむろじま)。人口の7割を老人が占める島で、人口は底抜けに明るく、逞しく生きている。現代日本の死生観を問う力作
孤高の総理を支える姉信子にみる一族の結束。異形の秘書官・飯島勲、政権生みの親・田中眞紀子の三人を追って、政権の本質に迫る
ガイドライン、盗聴法、日の丸・君が代、二千円札……政界で軽んじられ続けた男が、重大法案を次々に通しながらいかに燃えつきたか
ガイドライン、盗聴法、日の丸・君が代、二千円札……政界で軽んじられ続けた男が誰もやれ(ら)なかった重大法案を次々に通す不思議
長嶋のサヨナラホームランで知られる「天覧試合」は正力松太郎にとって36年前の事件に決着をつける大芝居だった。その事件とは……
沖屋室島は七割が老人で、しかも彼らは底抜けに明るく生きていた。大宅賞作家が受賞後、初めて書き下す、生と死をみつめた異色ルポ
柳田国男以降、最大といっていい業績をあげながら評価の定まらなかった宮本を、渋沢との対比で描ききった感動の評伝。大宅賞受賞
戦後民主教育の金字塔として語り草となった「山びこ学校」――極貧にもめげず、健気に耐えぬいた無着成恭と四十三人の教え子たちは、高度経済成長の荒波を越えて、どう生きてきたか。
長嶋のサヨナラホームランで知られる「天覧試合」は正力松太郎にとって36年前の事件に決着をつける大芝居だった。その事件とは……
戦後民主主義教育の金字塔と謳われた無着成恭の「山びこ学校」。型破り教師と四十三人の生徒のその後の人生をたどる感動の追跡ルポ
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