作品
人の九十パーセントが病院で死んでいる。その末期医療のなんと粗末なことか——医師のこの痛切な反省が、日本にホスピスの理念をもたらした。生と死の核心に迫る心の書。(永六輔)
人間らしい、おだやかな時間と環境の中で、生き、そして最期を迎えるために——人間の魂に聴診器をあてた若き医師の厳粛な記録。これがホスピスを考える問題提起となった。(柳田邦男)
「あなたが死ぬ時まで快適に、あなた自身の意志と選択で生きるために」と、末期がんの患者に懸命に尽す医師の見た生と死のドラマ
避けられない死といかにつきあうか。ホスピスとはどんなところで、ホスピスケアはどのような考えをもとに行なわれるのか。自らの「ホスピスへの旅」を通して率直に記した“死の受容の書”。
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