作品
原宿名物といえば原宿駅・欅並木に明治神宮。そして「大正庵の肝っ玉かあさん」。いま改めて味わいたい、昭和の家族の物語、復刊!
天下泰平なかわせみに厄介の種はいつも外からやって来る…。どことなく緊張感の漂う男女四人の宿泊客を丁重に迎えたるい達だったが。
シドニー、麻布、銀座、奈良、京都、伊豆山と舞台を移して華やかに、時におそろしく展開される、有名建築家夫婦をめぐる人間模様。
るいやお吉が東海道から伊勢を目指す! のどかな街道風景と、次々に起こる怪事件。国民的時代小説シリーズ第四十巻の記念碑的作品。
千春の兄・麻太郎の友人・清野凛太郎は、御所に仕える楽人であった。千春と凜太郎は互いに思いを募らせていく。表題作ほか全七篇。
芸者屋の女主人の母と、母を気遣いつつ芸事とは距離を置く娘、住込みの芸妓見習い。三人三様に日々を精一杯生きる姿が快い花柳小説。
麻太郎の親友・凜太郎から恋心を打ち明けられた千春。凜太郎が亡兄の未亡人から再縁を求められる騒動の中、二人の気持ちはひとつに。
千春と凜太郎の婚礼の後、麻太郎は元岡っ引きの仙五郎から、顔形の違う人間が一人になって殺されたと聞かされる。表題作など全五篇。
江戸情緒をたたえた捕物帳でロングセラーとなった大人気シリーズ「御宿かわせみ」の既刊34巻(文春文庫)を1冊にまとめた合本。
海外赴任を終えた夫と共に娘を連れて日本に戻った永子。姑と小姑との同居には想像を絶する気苦労が待っていた。忍従の先の幸せとは?
江戸の大川端にある小さな旅籠「かわせみ」を舞台に繰り広げられる大人気“人情捕物帳”。宿の若き女主人るいの忍ぶ恋が胸を打つ!
美しい江戸の町に実を結ぶるいと東吾の恋。シリーズ最大の人気作「祝言」を含む、捕物、人情、江戸の光景に贅沢に心遊ばせる一冊。
七歳になる源太郎は、歯痛でしおらしくしている花世のために、二人でお稲荷さんへゆくが……江戸情緒もみずみずしいベスト版第3弾。
深川の長寿庵の主人で岡っ引を務めてきた長助が、お上から褒賞を受けた――。お祭り騒ぎのなかで事件が起きる表題作ほか珠玉の八篇。
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