作品
商用で江戸へ来た男が次々と姿を消す。どうも“安囲い”の女が関係しているらしい。表題作ほか「藍染川」「美人の女中」など全8篇
兄の使いで、根岸の白萩屋敷に出かけた東吾は、美しい女主人の顔に残る火傷の痕に一驚する。人気投票で一位の表題作ほか、全八篇
江戸で次々と起こる誘拐事件。一方、愛らしい女剣士が「かわせみ」に現れる。表題作ほか、「秋の七福神」「湯の宿」など全九篇収録
小川のほとりで酸漿を鳴らす娘は別れた母を探していた……。表題作ほか、「玉菊燈籠の女」「能役者、清太夫」など全六篇を収録
消息を絶った荷船。その船頭の息子と知り合った東吾らが心配する中、父親の船頭は無事生還したのだが——。表題作ほか全七篇収録
本所で“狐の嫁入り”騒ぎが。東吾と源三郎が真相究明に乗り出し、るいも一役買うことになったが……。表題作ほか全六篇を収録
シリーズ第五集は、「源三郎の恋」や「秋色佃島」「三つ橋渡った」など人気作品を含む全七篇を収録。新装版で読みやすくなりました
品川の廻船問屋への押し込みは、乳母の娘の証言で捕らえられたが、賊が島抜けをし、娘は「かわせみ」に預けられる。表題作ほか全八篇
富岡八幡宮恒例の牡丹市で持ち上がった時ならぬ騒動。一位の花は果たしてすり替えられたのか? 表題作ほか「梅屋の兄弟」など全八篇
お吉が目をかける働き者、お石の女心を綴り、縁談からめでたく結ばれるまでを描く「お石の縁談」「十三歳の仲人」など八篇を収録
東吾とるいの活躍で大評判の「御宿かわせみ」シリーズ。著者が第一巻から改訂しなおして決定版に。あわせて本文活字も9ポになった
通巻三十巻に迫る人気長寿シリーズ「御宿かわせみ」。初期十巻の中、著者自ら厳選した九篇を収録。各篇にカラー挿絵満載の豪華版
室町幕府の全盛を築いた足利義満。乳母への報われぬ恋心を生涯抱き続けた、その栄華と孤独。新たな視点で人間・義満を描く渾身の長篇
「かわせみ」に新しく雇われた女中の薄幸な境遇と、江戸の精霊流しの哀感ある風情が響き合って胸に迫る表題作を含め、八篇を収録
外国船で賑う横浜を訪れた東吾。美人局に身ぐるみはがれた英国人船員のために一肌ぬぐことになるのだが……。表題作ほか全八篇
著者インタビューから、役者たちの楽屋話、地図に人名録まで魅力満載、ファン必読の一冊。文庫のみの特別収録インタビューもあり
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