作品
女はどこか知らない町で何者でもなく生きようと、一人北国へと逃れる。がらんどうで妖しい実存的生を描き切るまったく新しい純文学。
盲目の友人との微妙な関係を精密に描いて第139回芥川賞候補となり、賞賛を浴びた表題作。「たそがれ刻はにぎやかに」を併録
突然亡くなったれい子さんには、別の顔があった。私はその謎を探るべく、れい子さんになり代わろうとした。文學界新人賞受賞作!
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