作品
妻子持ちとの恋愛の末、漁師町へ移住した紗枝。事実婚など理解されぬ古い町で「二号丸」が居場所を見つけるまでを描く表題作他四編。
人と犬の出会いは、時に幸福をよび起こし、時に悲劇をひき起こす。現実をつぶさに見つめ、命の声に耳を傾けた傑作ノンフィクション
残された動物を救うべく、原発20キロ圏内へ向かった女たち——。被災地に無償の愛をそそぐ人々の姿を、著者一流のタッチで描く
胸に残る文章、ちくりと刺す毒、さりげないユーモア。「人って愚かで滑稽で愛おしい!」と感じさせてくれる、バラエティ豊かな短編集です
草野球のグラウンドで、空港のロビーで、桜並木の遊歩道で……。ふとした光景から人生の可笑しさを切り取った、とっておきの11篇
自分だけの価値観を守って、お金よりも大事な何かのために懸命に努力し、近づこうと頑張って生きる人たちの1日を描いた短篇集
異国で、町のスーパーで、銀座の飲み屋で、タクシーの中で、野球場で……。日常の光景からふっと湧き上がってくる彼女たちの想い
「いんどにいったらいんどかれー」「くみちょうくるまでくもがくれ」など、50音をリズム良く、言って、見て、読んで笑える絵本登場
生前の罪で輪廻サイクルから外されたぼく。だが天使業界の抽選に当たり、自殺を図った少年の体へホームステイ。新生活が始まった
国連で難民事業に携わる里佳は上司で、元夫のエドがアフガンで死んだという知らせに立ち直れない。市井で懸命に生きる人を描く6篇
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