作品
伸縮自在、二夫二婦、子宮作家、快感貯金、男の性的能力などなど。目次を覗いただけでも、わくわく、ずきずき。やんわりユーモアを添えて男女の機微をうがった軽妙なエッセイ。
好評エッセイ「女の長風呂」に続く第四弾。長湯からあがり、秋のはつ風におくれ毛を吹かれながら男女の機微をうがつ、酒と笑いとユーモアとお色気たっぷりの読物
オダサクのミナミ、昌子の堺、源氏の京都…小説の舞台を中心にお聖さんが訪ねる旧き佳き上方の姿、今のぬくもり。新しい関西案内
内大臣の姫君・月冴に恋と冒険の季節が訪れた。小天狗の外道丸の助けを借り、医師の麻刈と語らい、東国男の晴季を誘惑し、美貌の弾正宮にときめき……遂に姫が手にした恋は?
都合のいい男にされがちな僕がやっとモテた相手はハイミスの秋川サンだった。「愛の周り」「うずうず」「このへんで……」「ハートにたこ焼き」「ラストオーダー」他一篇収録。(下田治美)
期待すると裏切られ、ああ言えばこう言い返され、憎いが楽しいおっちゃんとの夜。痛快な語り口に酔う人気エッセイベスト版三巻目
おせいさんが時に猥褻に、時に厳しく語る男と女のこし方ゆく末。二十年たっても色褪せない、長寿エッセイシリーズベスト版第二弾
一九七一年から十五年間「週刊文春」に連載され、世の男女の絶大な支持を得たエッセイシリーズのベスト版。全三巻をずっと手元に
恋多き年頃を迎えた内大臣の姫君・月冴姫。小天狗の外道丸の手助けを受けて恋の手習いから始め、やがて成就を遂げる異色恋愛小説
“頼みやすい男”の独身男性がハイミスの婚約者として、入院中の彼女の父親のお見舞いをする。報酬は五万円にシティホテル一泊つき
「妻はアホや!」家庭という怪物から解放されてお喋りに夢中な男と女の洒落た関係。「すんだこと」「うつつを抜かして」「制限速度」「おとこ商売」「デボチン」他三篇収録。(林えり子)
社内きってのプレイボーイが激ブスと結婚、披露宴会場はシーンと静まり返った。「泣き上戸の天女」「ブス愚痴録」「開き直り」「忠女ハチ公」「恋捨人」「よごれ猫」他三篇収録。(山本容朗)
あらゆる題材を俎上にのせて、時に鋭く、時にやんわりと料理し、ユーモアに富んで幅広い読者の支持を得て十五年。週刊文春連載最後のエッセイ。「女の長風呂」シリーズ十五冊目。
妻とは会話らしい会話を交わしたことのない中年男が、バーで出会った女性とのシャレた会話にすっかり夢中になる。連作七篇を収録
宝塚、漫才、新喜劇、赤提灯、阪神ファンなど、大阪、神戸、京都の話題を満載。関西に住む著者が、食べて、見て、歩いて関西の魅力を紹介する、「女の長風呂」シリーズ十四冊目。
社内きってのプレイボーイがついに結婚。花嫁はさぞ美人かと思いきや、なんと大女のデブで激ブス。披露宴の会場は静まりかえった
中年の人を見かけると「死なんときましょうねえ」といわずにいられない著者が、死について考えた表題作のほか、生きのびるチエや手だてについて真剣に取り組んだ異色エッセイ。
〈い〉息ぬきの酒が生き甲斐。〈ろ〉ローンは三界の首っ枷。〈は〉腹は借り物、タネも借り物。〈に〉女房はあたりはずれ。お聖さんとカモカのおっちゃんの新かるた登場。(青木雨彦)
妻と離婚し、優雅な独身生活を満喫している中年男性における極楽の人生とは何か。妻と別れたあとの男の生き方、理想的な人生を探る表題作など、味わい深い七篇。(解説・塩田丸男)
幕ノ内弁当は、甘辛、酸っぱいの、苦いの、しょっぱいのとさまざまである。浮世のさまざまをつめた幕ノ内弁当ふうエッセイを車中じっくりとお味わいください。(辻和子)
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