作品
「死ぬまで稽古、死んでも稽古せなあきまへんなぁ」四月に九十三歳で逝去した“文楽の鬼”が語る浄瑠璃の真髄と仕事論を急遽文庫化。
惜しまれつつ引退した浄瑠璃語りの最高峰にして最長老89歳の竹本住大夫が、日本人の情とは何か、文楽の来し方行く末を語り尽す。
人間国宝の7世竹本住大夫が文楽の代表的な20演目を演じる立場からわかりやすく語り、読んでいくうちに芸の真髄が自然と入る
三大名作はもちろん、近松ものから珍しい作品まで全十九演目を国宝の眼から眺め、その情感を綴る。ファンは深く教えられる事だろう
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