作品
保守派の論客であった著者の原点は、安保闘争で戦った学生時代にあった。あの「空虚な祭典」を、「戦友」たちの記憶と共に振り返る。
田中角栄論、オルテガ論などを収めた、著者の原点を示す最初の評論集。「大衆化した保守主義」までを容赦なく斬る。
国際社会との関係や新憲法など、新たな国家ビジョンを描くには近代史への検証が不可欠だ。現代の四賢人が多角的に徹底討議する!
教育基本法改定、アメリカニズムの払拭、文化と伝統に根ざす共同体再構築、小泉改革への期待と批判……縦横無尽に現代日本を語る
福澤諭吉は矛盾に満ちた複雑な存在である。丸山真男らによって「進歩的」側面のみが強調されてきた偉大な思想家に正面から取り組む
日本で無視され続けてきた西欧近代のひとつの側面を、代表的な思想家を題材にとりながら鮮かに分析し、未知の世紀への指針を示す
戦後長く世界を支配した東西の冷戦構造は瞬く間に崩壊した。政治家と知識人が二年余の激論を経て提示する世界の現実と日本の進路
東大を辞めて発言もますます大胆。伝統的保守の立場から、開かれた皇室論、新天皇への期待、文明の小児病、マスコミ問題等を論ず
元全学連主流派幹部が、四半世紀の沈黙をやぶって語る六○年安保の真相。過激派といわれた“空虚な祭典”の勇者たちは何をしたか
大衆社会は日本に見事に定着し知識人も大衆人と化した。大衆人とは自己への懐疑を忘れた者である。現代社会に警鐘を鳴らす名評論
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