作品
(一を参照)
連隊長、参謀を次々と自決に追い込んだ鬼師団長・花谷正中将の常軌を逸した暴虐ぶり。インパール前哨戦であるビルマ・アキャブ方面の戦闘を描き、戦争の非人間性を告発する。
不必要なだけでなく、してはならなかった作戦、それが三万六千の兵をいたずらに戦死させたインパール作戦だった。牟田口中将をはじめとする軍上層部の責任を追及するドキュメント。
太平洋戦争において、ビルマ・インド国境で戦われたインパール作戦は、地獄の戦闘であった。無謀な指揮官の犠牲となった兵隊たちの魂に捧げる、真実を追求したドキュメントの力作。
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