作品
インパール作戦の悲惨と愚劣を記録するシリーズ完結編。戦車支隊の最期を描く「全滅」と「祭師団」の悲劇を描く「憤死」が一冊に。
インパール作戦の悲惨と愚劣を記録するシリーズ第三弾。戦車支隊の最期を描く「全滅」と「祭師団」の悲劇を描く「憤死」が一冊に。
無謀なインパール作戦において、烈第三十一師団長佐藤幸徳中将は、将兵の生命こそ至上であるとして抗命を企てた。異色の戦争記録。
昭和二十年一月、米軍がルソン島リンガエンに来襲するや、司令官は特攻隊と諸部隊を置き去りにして逃走した。記念碑的名著、完結篇。
大本営は米艦轟沈のウソの発表をして国民をだましつづけた。次々と消耗品のように死地に投ぜられた若者の群像を描く。大著の第二巻。
陸軍特別攻撃隊の真の姿を描き、鴻上尚史氏『不死身の特攻兵』に大きな影響を与えた菊池寛賞受賞作・全三巻を、三カ月連続刊行。
連隊長、参謀を次々と自決に追い込んだ鬼師団長・花谷正中将の常軌を逸した暴虐ぶり。インパール前哨戦であるビルマ・アキャブ方面の戦闘を描き、戦争の非人間性を告発する。
酸鼻をきわめたインパール作戦の実相。本書が、敗戦後、部下に責任転嫁し、事実を歪曲した軍司令官・牟田口廉也批判の口火を切った。
戦争責任を曖昧にしたことが、今日の無責任体制につながった……戦争責任を告発した戦記作家が全国民に捧げる遺書。講演CDつき
リンガエン湾上陸作戦で米軍は近代兵器を大量に投入、一方、迎え撃つ日本軍は旧態依然たる玉砕戦法で自滅していった。フィリピン戦線最後の決戦を、新事実をもとに描く意欲作。
(上を参照)
三個師団の兵士の過半が、印緬国境の密林の豪雨とぬかるみの中で、行き倒れて白骨と化していった。戦史にのこる無謀な作戦を遂行した祭師団の最期を描くインパール第四作。
無謀な命令のまま、絶対優勢を誇る英印軍が待機するインパールに投入された瀬古・岩崎両大隊の地獄の戦闘。なかでも井瀬戦車支隊の第一線における悲境を描破した戦争ドキュメント。
世界戦史上類のない暴挙の特攻作戦の全貌を、膨大な未公開資料と新証言をもとに初めて明らかに。前線の将兵を置き去りに逃亡する軍司令官と参謀長など、隠された真実を追求する。
(一を参照)
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