作品
追想の中の出来事や人、ふと頭に浮かんだ物語、芝居から発展した幻想など女優が心の扉を全開にして大胆かつ繊細に綴った好随筆
麻原とその弟子たちの犯罪を法廷で追跡し続けて丸二年。まだ残る謎を冷徹な眼でウオッチし続ける江川紹子の最新版「オウム白書」
衿なしスーツが主張する“知的な女”度。プリーツ加工服に漂う“クセのある女”度。洋服から見えるものに迫った辛口エッセイ集
「パイナップルアーミー」の工藤かずや、劇画界の巨匠松森正の本格アクション。復讐のために日本に来た17歳の美少女狙撃手の物語
フランスW杯予選開幕。決定力不足の批判を浴び、脳の動脈瘤とも闘いながら、フィールドを駆け回る恭一。W杯出場の悲願は叶うか
ヒーローだって悪の帝王だって昼寝もすればクソもする。正義の裏側に隠された秘密とは? 江口寿史氏も絶賛のギャグ傑作遂に登場
漱石の俳句から古今東西の恋歌へ。はたまた「男の屁VS.女の屁」の考察へと、連句のごとく融通無碍に展開するリンボウ先生浮世談義
「ヘラルド・トリビューン」が世界のレストラン十傑に選んだ名鮨店の仕事を、気鋭の食味批評家がご案内。口福の時、ここにあり!
人生に余計なものなど要らぬ。テレビ・電話を遠ざけ、本物の古典筆硯紙墨のみ傍らに置き、山里に暮すが如く市中に棲む、文士の境地
惜しんであまりあるこの作家。その生涯と作品、魅力のすべてを語り尽す愛読者必携の藤沢周平文芸読本。未公開写真を多数収載する
「裏窓」から「ダイ・ハード」にいたる絶対的オモシロ映画のウラのウラを、実作者かつマニアたる二人の著者がとことん語りつくす
草野球なみのフランスの選手に七年間、手とり足とり野球を教え込んだ吉田義男。阪神の監督解任後、パリでみつけた人生の生き甲斐
「日本人は安全と水を無料だと思っている」――ベンダサンの警告は今なお新しい。「日本人とアメリカ人」「日本人と中国人」を併録
神儒仏を批判しキリスト教を宣教した不干斎ハビヤンは、のちにキリスト教をも捨てる。彼が真に信じのは? 日本教の世界とは?
第一勧銀、野村證券など大企業の相次ぐ不祥事。ボンクラ経営者を淘汰し、今こそミドル層のビジネスマンが決起せねば日本は危うい!
96年5月、日本人女性を含む多数の死者を出したエヴェレスト登山隊に参加、ぶじ生還した作家が著した遭難記録。全米べストセラー
処女航海の途上、沈没した海援隊のいろは丸。龍馬の奸計と陽動作戦に紀州藩は次第に追い詰められて……。入魂の新しき龍馬像!
自己欺瞞の政治、「正義」の名を借りた暴力、人を忘れた教育……。国家、そして国民一人一人からいま最も大切なものが失われていく
人生の快楽はスペインにあり!友情、恋、食生活、習慣等、スペインに住みついた著者がその生活をいきいきと描く抱腹絶倒エッセイ
吉行淳之介、安岡章太郎、丸谷才一——、日本の六人の代表的な作家の小説を、村上春樹が縦横無尽に読み解く。目を洗われる小説論
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