作品
スターリン、毛沢東、金日成らを熱狂的に支持した日本のマスコミや知識人。その妄言の数々を徹底検証!第三回山本七平賞受賞作
世界を熱狂させた銀盤の女王が金メダルに輝くまでの苦労、スターの生活、長年秘密警察に監視された内幕等を赤裸々に綴った話題作
春蕾 勝敗 新女人粧 妖麗
味方の降伏を知らずに敵を殺してしまった三人の(またぎ)。東北を舞台に戊辰戦争に巻き込まれた人々の悲哀を描く第一回松本清張賞受賞作
深川の長屋に住む傭われ船頭千吉の武器は右手から投げる長さ八寸の銛。この銛で航海中の事件のとどめを刺す――新境地の連作長篇
「ぼぎちん」という愛称の男と女子大生沙耶。バブルな時代に育まれた不毛な結びつきを、軽妙でシニカルな文体で描く新感覚都会小説
青春・文学・歴史から語りおこし、現代人の生命感の衰弱を衝き、生きることの根元的な歓びを想起させてくれる愛と情熱の講演集
府中木工場に落ちてくる懲りない面々、犯罪のプロフェッショナルのおかしくも哀しい行状のかずかず、相も変りませず申し上げます
ニューヨーク市警のタフな刑事、麻薬シンジケートに挑戦する英情報部員、IRAに脅迫される判事――フォーサイスお墨付きの傑作
(上を参照)
現在の日本文学はどこにいるのかを、学識豊かに語ったロングインタヴュー。併せて自作解説や新作短篇を収録した、丸谷才一の世界
スタート以来十二冊目。書かれるテーマは毎年似ているようでも、確実に時代を反映しています。時の移ろいを見事に捉える六十一篇
「Number」誌に掲載されたセナに関する記事を収録し、特写写真で他を圧倒する決定版。これなくしてセナを語る事は出来ない
あらゆる感傷を排し、人間の孤独と極限を描く著者二十代後半の作品群。「黒暗淵の輝き」を始め十篇を収録する好評の全短篇集第二巻
遂にシベリアに出兵した日本軍だが、革命で変動極まりないロシア情勢下、ニコラエフスクの皇軍全滅の悲報に新日露戦争を覚悟する
西軍に囲まれ落城間近の伏見城。忠死して家名を挙げた鳥居元忠の恐るべき謀略とは。表題作他、オール讀物新人賞を含む傑作短篇集
妻子や故郷はいらぬ。流浪あるのみ。天涯孤独の身であればこそ死を恐れず。そう悟ったはずの武蔵だが…汪溢する剣豪小説の醍醐味
沖縄の離島で僻地医療に当たっていた韓国人女医が現地の少年に殺害された……時代に身を捧げた女達を描くノンフィクション中篇集
コンビニで顔を合わせただけの男が、深夜、彼女のマンションを見上げていた。実在の事件を元に、周囲の悲しみを丹念に描く問題作
“将来の夢は漫才師”プロの道をめざす若手コンビ「どしゃぶり探険隊」の前途は多難だったが、ある日、吉松興業から声がかかり…
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