作品
陸に棲んでいたクジラ、羽毛に覆われた恐竜…ダーウィンが見つけ得なかった進化途上の「移行化石」が、いま次々と発見されている。
俗論に流されず、貫き通した持論とは。小泉信三、田中美知太郎から石原慎太郎まで、碩学十三人が一石を投じた「常識」の集大成!
明治時代にできた皇居前広場は天皇、左翼勢力、占領軍によって、それぞれの目的のために使われた。定点観測で見えてくる日本の近代。
「欧米とアジア」「文明と土着」といった相反する価値観に引き裂かれた近代日本。その矛盾を一身に背負った西郷隆盛という謎に迫る。
海外で働くカトリック聖職者の活動を支援する民間援助組織JOMASの代表を四十年務めた著者が、退任を機に活動を振返る迫真ルポ。
世界の理系少年少女が集まる科学のオリンピック、国際学生科学フェア。そこに参加するのはどんな子供たちなのか? 感動の一冊。
急性白血病の宣告を受け仕事も家族も放り出しての緊急入院、抗癌剤治療、骨髄移植。人気ミステリ作家が綴る涙と笑いに満ちた闘病記。
街に埋もれた謎の西洋館を見に行こう。都市開発の波にのまれて残念ながら取り壊されてしまった懐かしいビルも多数収録。
万城目学を筆頭に、人気作家陣・学者たちが根強い人気の宮崎駿作品の魅力を読み解く。アニメーター達の貴重な当時の証言も多数収録。
戦後世界を規定した第二次世界大戦。「連合国=善玉」「枢軸国=悪玉」という二分法では理解できない戦争の真実に迫る。
田中角栄論、オルテガ論などを収めた、著者の原点を示す最初の評論集。「大衆化した保守主義」までを容赦なく斬る。
元老・西園寺公望の側近だった原田熊雄。その女婿だった著者だけが知りえた昭和史の貴重な証言等を基に、昭和史の奥の院を描き出す。
盧溝橋事件から日米開戦へと向かう中、昭和天皇の側近たちが抱いた苦悩と展望とは? 昭和史の悲劇のクライマックスが明らかになる
目的地の手前で破綻した「ヴァレンヌ逃亡事件」24時間を再現、人間の「楽観」が招く致命的な結果を描き震撼とさせる傑作!
母の死をはさんで二年にわたって続けられた、歌人家族によるリレーエッセイ。孫たち、娘の結婚、思い出……。そのすべてが胸をうつ。
毎朝、早起きしてみそ汁をつくること――それが癌で逝った三十三歳の母と五歳の娘の「約束」だった。静かな感動に満ちた家族の物語。
日中の国交が断絶していた時代、歴史に翻弄されながらもうひとつの「戦後」をたくましく生き抜いた残留孤児が記す、運命の物語。
ハーバード大学の俊才たちが、最先端科学実験で次々に明らかにする、あなたの記憶のウソ、認知の歪み、理解の錯覚。科学読み物。
長野刑務所に収容されたホリエモン。華やかな生活から一転、不自由な刑務所生活。その中のささやかな楽しみとは? 実録マンガ付き。
スペインの山間部、ネパール奥地、戦火のバグダッド……迫害され続ける人々の魂に寄り添って描き出す、大宅賞作家による渾身のルポ。
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