作品
異能を持つ「神波の一族」の生き残りの少年「燦」。里を離れて、江戸に向かった少年たちを描く、絶好調人気シリーズ第2弾!
江戸の世、異能を持ったために離散させられた一族がいた。葛藤する少年たちの姿を鮮やかに描く、ファン待望の書き下ろし新シリーズ
幕末の戦乱で東吾は行方不明、源三郎も落命するが、花世や麻太郎、源太郎たちは逞しく成長し、激動の時代を確かな足取りで歩きだす
江戸の世に別れを告げ、次巻より文明開化の明治に舞台を移す本シリーズ。「かわせみ」最後の江戸情緒を描いた本書はやさしく美しい
大坂の陣の真田幸村奮戦以降、活躍の場を失った武将にとって、幕末混乱期が日本史上最後の登場の機会であった。全5巻遂に完結
乱れに乱れた戦国時代も、関ガ原から大坂の陣にかけていよいよ最終章へと向かう。遅すぎる登場に苦悶する7人の武将の姿を描く
九州の名門大名の黄昏、戦国の諸葛孔明、反逆者、今回登場の武将たちは、竹中半兵衛、大友宗麟、山中鹿之介、徳川家康など七人
源平時代から南北朝を経て下克上の世になると武将たちもその姿を変える。悪党や流れ者が一国の武将になる世が登場するのである
お吉の秘蔵っ子・お石も年頃となり、嫁入り話がきた。「かわせみ」の人々に見守られ、晴れて意中の人と結ばれるまでを描く全八篇
「かわせみ」に新しく雇われた年増の女中おつまの人生と精霊流しの哀感が胸に迫る表題作ほか全八篇。不朽の人気シリーズ文庫最新刊
能楽師・鷺流宗家先代の隠し子に迫る魔の手……。怪事件解決の後、自分の隠し子らしき男児が現われ、東吾の心は揺れる。全七篇
「かわせみ」の軒先で雨宿りをする男は、生き別れの兄を探していた。再会を果たすも兄弟は雨の十三夜に……。表題作ほか七篇を収録
講武所教授方と軍艦操練所通いの新生活に入った東吾は、盗まれた恋文の相談を受ける。表題作他、話題を呼んだ「祝言」等七篇を収録
神田周辺で女の行方知れずが続出、神かくしは恋の辻褄あわせか。表題作ほか「みずすまし」「六阿弥陀道しるべ」など粒揃いの七篇
節分の日に、日本橋の信濃屋の主人が殺された。逃げた男は、鬼の面をつけていたという……表題作ほか「春の寺」など全七篇収録
浅草寺で娘が晴れ着を切られ、数日後、一緒に閻魔まいりに行った堀留小町が殺される。表題作ほか、人気作品「源三郎祝言」など全8篇
商用で江戸へ来た男が次々と姿を消す。どうも“安囲い”の女が関係しているらしい。表題作ほか「藍染川」「美人の女中」など全8篇
小川のほとりで酸漿を鳴らす娘は別れた母を探していた……。表題作ほか、「玉菊燈籠の女」「能役者、清太夫」など全六篇を収録
本所で“狐の嫁入り”騒ぎが。東吾と源三郎が真相究明に乗り出し、るいも一役買うことになったが……。表題作ほか全六篇を収録
シリーズ第五集は、「源三郎の恋」や「秋色佃島」「三つ橋渡った」など人気作品を含む全七篇を収録。新装版で読みやすくなりました
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