作品
好物一本饂飩を楽しんでいた忠吾がさらわれる「男色一本饂飩」をはじめ、女をめぐる同心兄弟の因縁を描く「いろおとこ」等を収録
鬼平が、密偵のおまさと大滝の五郎蔵の仲人をしてやる「鯉肝のお里」や、息子の辰蔵が徹底的にしごかれる「追跡」など傑作を収録
鬼平を苦しめるため、配下の家族を殺す前代未聞の兇族が登場する長篇「流星」をはじめ、「掻掘のおけい」などを収録した七・八巻
鬼平の母の実家が兇盗に狙われる「霧の七郎」に始まる四巻から、鬼平の温情がおまさの恋を実らせる「狐火」の六巻まで一挙刊行
源太郎七歳の初春に、花世と放火事件に巻き込まれ……。表題作他、東吾とるいの長子・千春誕生の顛末を描く「立春大吉」など全八篇
時代小説の定番ベストセラー「鬼平」シリーズがリニューアル。さらなる読者の拡大のため、活字を大きく読みやすくし、装幀も刷新
るいが花見の途上で訪れた玩具屋の少年が大店の跡目相続にまき込まれた。事件の謎は祖父が作った犬張子に……。表題作など全八篇
「かわせみ」の女中頭お吉が、大売り出しの骨董屋から古物を一箱買い込んできた。やがて店の主が殺され、東吾はお吉の買物の中身から事件解決の糸口を見出す。表題作など全八篇を収録。
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