作品
能楽師・鷺流宗家に伝わる一子相伝の秘曲を継承した美少女に魔の手が迫る。無事、事件を解決した東吾にも隠し子騒動が持ち上がり揺れる大川端模様。「かわせみ」ファン必読の一冊。
宿屋を狙った連続盗難事件の陰にいま江戸で評判の祈祷師、清姫稲荷のおりょうの姿がちらつく。果してその正体は。表題作ほか七篇
花見の途中に寄った玩具屋の子供が、大店の跡目相続に巻き込まれていた。祖父も母も殺された少年が、御宿「かわせみ」に辿り着く
生き別れの兄を探す男が、「かわせみ」の軒先に立っていた。兄弟は再会を果たすも、雨の十三夜に永久の別れを迎える。表題作他「尾花茶屋の娘」「春の鬼」「百千鳥の琴」など七篇を収録。
「かわせみ」の女中頭お吉が、深川の骨董屋でよりどり一箱一両の古物を買ってきたが、掘出物には裏があり事件となる。表題作他七篇
八丁堀の湯屋には女湯にも刀掛がある、という不思議が悲劇を生む。表題作の他、「ひゆたらり」「びいどろ正月」「春や、まぼろし」など七篇を収録した“かわせみ”シリーズ第十六集。
かくれんぼをしていた源太郎と花世が迷い込んだ隣家で、人が斬られる。子供達が目撃した事件は奥が深かった。人情捕物帳八篇収録
大名家の御後室が恋文を盗まれ脅される。八丁堀育ちの血が騒ぎ、東吾がまた一肌脱ぐのだが。表題作ほか、るいと東吾が晴れて夫婦となる「祝言」「雪女郎」「わかれ橋」など七篇を収録。
能楽師・鷺流宗家、一子相伝の秘曲を伝授されていたために先代の隠し子が狙われる。東吾の子らしき男児も現われて揺れる大川端模様
神田の周辺で女の行方知れずが続出する。神かくしはとかく色恋のつじつまあわせに使われるというが……東吾の勘がまたも冴える。御宿“かわせみ”の面々による人情捕物帳八篇収録。
節分の日に起きた殺人、現場から鬼の面をつけた男が逃げた。表題作の他「麻布の秋」「忠三郎転生」「春の寺」など六篇。大川端の御宿“かわせみ”の人々が贈る人情捕物帳。(山本容朗)
別れた兄を探す男が、「かわせみ」の軒先に立っていた。兄弟は再会を果すも、雨の十三夜に永久の別れが。人情捕物帳表題作他七篇
江戸に押込み強盗が多発、「かわせみ」へ届けられた三味線流しおきんの結び文が解決の糸口となる。他に「岸和田の姫」「息子」「源太郎誕生」など七篇を収めた大好評シリーズ第十二集。
八丁堀の湯屋には女湯にも刀掛があった。ある日、大黒湯の女湯で同心が殺される……表題作ほか七篇。江戸情緒ゆたかな人情捕物帳
二十六日の月の出を待ち一句ひねろうと、同好の士と共に目白不動へ出かけた俳諧師が川に浮かぶ。“かわせみ”の人々の勘は絶好調。ほかに「女同士」「犬の話」など七篇。(藤森秀郎)
閻魔堂で娘が晴着を切られ、数日後、堀留小町が殺された。犯人は意外な人物。“かわせみ”の面々が人間味豊かにおくる捕物帳シリーズ。ほかに「源三郎祝言」「橋づくし」など七篇。
大名家の御後室が恋文を盗まれて脅され、東吾がまた一肌脱ぐ。晴れて夫婦となったるいと東吾に、大川端の“かわせみ”は大賑わい
神田界隈で女の行方知れずが続出。神かくしはとかく色恋の平仄あわせに使われるというが……。東吾の勘が冴える。表題作ほか七篇
商用で江戸へ来た男が次々に姿を消す。どうも“安囲い”の女が関係しているらしい。“かわせみ”の面々による人情捕物帳。ほかに「藍染川」「美人の女中」など全七篇を収録。
節分の騒ぎの渦中に起きた殺人事件。現場から鬼の面をつけた男が逃げていった。ご存じ“かわせみ”の面々が東奔西走する人情捕物帳
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