作品
大嵐で休業を余儀なくされた旅宿「かわせみ」が修復し、お伊勢まいりから戻った面々。相も変わらず千客万来の明治篇七巻目、最新作。
休業中にお伊勢まいりに参加した「かわせみ」の面々。東海道から伊勢路へと、慣れぬ旅を続けるが、道中で次々と怪事件が起こる。
婚礼の日の朝、千春の頬を伝う涙の理由を兄・麻太郎は摑みかねていた。「かわせみ」の若者たちに訪れた転機と事件を描く全五篇収録。
天下泰平なかわせみに厄介の種はいつも外からやって来る…。どことなく緊張感の漂う男女四人の宿泊客を丁重に迎えたるい達だったが。
るいやお吉が東海道から伊勢を目指す! のどかな街道風景と、次々に起こる怪事件。国民的時代小説シリーズ第四十巻の記念碑的作品。
千春の兄・麻太郎の友人・清野凛太郎は、御所に仕える楽人であった。千春と凜太郎は互いに思いを募らせていく。表題作ほか全七篇。
麻太郎の親友・凜太郎から恋心を打ち明けられた千春。凜太郎が亡兄の未亡人から再縁を求められる騒動の中、二人の気持ちはひとつに。
千春と凜太郎の婚礼の後、麻太郎は元岡っ引きの仙五郎から、顔形の違う人間が一人になって殺されたと聞かされる。表題作など全五篇。
江戸情緒をたたえた捕物帳でロングセラーとなった大人気シリーズ「御宿かわせみ」の既刊34巻(文春文庫)を1冊にまとめた合本。
江戸の大川端にある小さな旅籠「かわせみ」を舞台に繰り広げられる大人気“人情捕物帳”。宿の若き女主人るいの忍ぶ恋が胸を打つ!
美しい江戸の町に実を結ぶるいと東吾の恋。シリーズ最大の人気作「祝言」を含む、捕物、人情、江戸の光景に贅沢に心遊ばせる一冊。
七歳になる源太郎は、歯痛でしおらしくしている花世のために、二人でお稲荷さんへゆくが……江戸情緒もみずみずしいベスト版第3弾。
深川の長寿庵の主人で岡っ引を務めてきた長助が、お上から褒賞を受けた――。お祭り騒ぎのなかで事件が起きる表題作ほか珠玉の八篇。
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