作品
舞台『リア王』の緻密な演技プラン。役を生きることで自分という始末に負えない化けものの正体を知る――。名優が残した迫真の記録。
笑いあり、涙なし、ときどきほんの少しだけしんみり。いま、語り明かされる、知られざる「わたくし」たちの物語。
小沢一郎裁判の鍵を握っていた「平成の政商」の告白から政官業癒着の核心に迫る。ゼネコン・マネーに群がった政治家、芸能人の実態。
北朝鮮からの脱出を認めぬ中国の監視をかいくぐれ。成功と失敗、そして投獄。脱北支援に身を投じた著者が見た現実とは。
昨日よりはラクな気持ちで生きるための、とっておきの知恵。あたかも散文詩集のような口調で語られる小気味よい人生訓をご堪能あれ。
三つ子の姉をもつ琴子は、口が悪く偏屈な小学三年生。周りの価値観とぶつかり、悩み考え成長する姿をユーモラスに温かく描く感動作。
刀匠だった養父が妻の不貞に逆上して打った邪剣。災いをなす剣の始末を遺言で託されたおれんは、邪剣を追い凄絶な闘いを繰り広げる。
兄妹の死が物語るものとは――。山田洋次、與那覇潤、妹尾河童ら豪華執筆陣が、戦争とアニメーション表現の本質について掘り下げる。
時は江戸。ならず者の巣窟「極楽園」と異形の存在「金色様」に翻弄される人々の運命を描く長篇。人間の善悪に迫る、著者の新境地。
「週刊文春」で足かけ23年、1126回に及んだ「新宿赤マント」がついに完結。最終巻にふさわしい「特大大盛り」でさあ、どうだ!
富裕層に生まれ、対南心理を操る若き詩人として将軍に謁見。やがて金王朝の秘密と故郷の惨状を知る。暗殺予告された脱北詩人の告発。
かつて日本では辛抱、勤勉が美徳とされてきた。「個人は質素に、社会は豊かに」「社員は三倍、重役は十倍働け」。蘇る至言の数々
大正の世まで生き延びた新選組最強の剣士・斎藤一が語る、近代国家日本の幕開けと壮絶な人間ドラマ。巨大な感動が襲う傑作時代長編。
海に落ちた車から男の遺体が。妻は夫を殺したのか? 稀代の悪女と書き立てる記者と闘志を燃やす弁護人の対決。「不運な名前」収録。
「これで、おしまい」と宣言しつつまだまだ舞台から離れられない。吉行和子が綴る芝居、母・あぐり、兄・淳之介、妹・理恵の思い出。
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