作品
気のきく人は場の空気を読み解く文脈力がある。気をめぐる日本人の身体知を再発見し、誰でもできるメソッドで気配り上手になる!
人々が闇に息づく魑魅魍魎を信じ、共に暮らしていた天平時代。平城宮で葛木連戸主と広虫の役人夫婦が幽界顕界とびこえて活躍する!
弱いものにはやさしく――一力作品の根底に流れる温かい視点から見た日常。家族とともに生きる幸せを再認識させられる最新エッセイ集
クジャク、ダチョウ、ウサギ、リス、ヤドカリ、カメ。お金に対する性格を6つの動物に分け、弱点を克服し最適の財テク法を指南する
魚の種類・旬からお店でのマナーまで、だれも教えてくれないお寿司の基礎知識を一冊に凝縮! もちろん大人が読んでもためになる
その瓦は、文字を使い、一人一人を支配して国づくりをしようとした人々と、自由に生きようとした人々の太古の争いを今日に伝える
江戸中期、西国の地方藩で同じ道場に通った少年二人。不名誉な死を遂げた父を持つ藩士・源五の友は、いまや名家老となっていた
深い見識と屈指の名文で昭和を、日本語を語り、世相を論じる。国を愛し憂うるが故に、時に厳しく時にホロリと、現代に必読の名随筆
敗色濃いミッドウェイ海戦で「たった一隻の戦い」を敢行した伝説の潜水艦「伊168」。息詰まる戦闘シーンを迫真の筆致で描く!
兄は海軍から、弟は陸軍からともに特攻隊員として沖縄を目指した。二人の生死を分けたものとは……。学窓から死地に赴いた者たちを描く
住所不定、無収入だが、見た目はちょっといい男。女の部屋に転がり込み、金をみつがせ、また次の女へ。そんな自己チュー男の末期
江戸時代、幕府によって取り潰された大名家は200を超えた。本書はその中から、福島正則、本多正純、松平忠直など12の悲史を描く名著
2003年に各紙誌に発表されたエッセイの中から石田衣良、鹿島茂、佐藤愛子、篠田正浩、平岩弓枝各氏他のベスト59篇を収録!
「この世の定め事と思って、信太郎と添いとげておくれ」おぬいの窮地を救った卯兵衛は倒れてしまった。人情始末帖シリーズ第四弾
レコード・プロデューサー、騒音測定人、テレクラ嬢……。都会に潜む音・声、そして恋を追い求める青年の物語。辻仁成・音の三部作
当バスはおなじみ浪費地獄を起点に、借金地獄、悪口地獄、博打地獄を順繰りに回ってまいります。それでは欲望漲る旅へ出発進行!
14歳の夕子が恋におちた相手は、20代後半の絵の先生。ちょっとずつ、たいせつに、想いを深めてゆくふたりに訪れた奇跡とは——
今回も瓢六は高価な茶碗を探し出したり牢名主の跡目争いを解決したり。八重との関係にも進展が……。粋で愉快でほろりとする六篇
寂れた島に仮初の棲み処を求めた中年男。謎めいた女と出会い、現実とも虚構ともつかぬ暮らしの果てに見た光景は……。読売文学賞受賞作
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