作品
七年間の勤務後、一年間の休暇を取る権利を得た僕は、肌寒いバンコクで、車椅子の彼女と出会った。世界の真実に触れる芥川賞候補作!
中島京子さん、藤沢周さんの連載がスタート。新芥川賞作家・山下澄人さんの「ほしのこ」など、豪華執筆陣による連載をお楽しみ下さい。
第一五三回芥川賞を受賞し、二〇一五年の話題をさらった「火花」が文庫化。受賞記念エッセイ「芥川龍之介への手紙」を併録。
芥川賞の全歴史とエピソードが一冊に。市井の愛好家が、愛と外からの冷静な目で著した芥川賞〝非公認〟本を、文春文庫から堂々刊行。
文藝春秋の電子書籍約3500点を対象に、2016年1年間全ての電子書店の電子書籍売上を集計した、電子書籍ベスト100です。
教員を辞めた。時間は沢山あるが小説が書けない。逃避する思考は異界への入り口を呼び寄せて……。日常が非日常に転じる異色漫画。
友人の結婚式に出席中、上司の親の通夜に呼び出されたОLヨシノの、てんやわんやな一日を軽妙に描く。芥川賞作家の傑作中篇集。
北海道の小さな町で出会ったふたりの中学生は「ここではないどこか」に行くため、一緒にある「仕事」をして有名になることにした!
村田沙耶香さんが、愛するコンビニエンスストアに向け綴ったラブレター形式のエッセイ。是非『コンビニ人間』とあわせてお楽しみください!
36歳未婚、古倉恵子。コンビニ勤務18年目。コンビニこそが、私を世界の正常な部品にしてくれる――。現代の実存を軽やかに問う。
芥川賞受賞の翌年に心身を病んだ作家兼医師が、五十歳で山登りを始めた。浅間山から南北アルプスの高みまで、作家が山で考えたこと。
介護施設に毎週、マッサージ治療の機能訓練に通う主人公。「五十山田さん」のひどい首のコリをほぐすうち、大陸での戦争体験を知る。
IT企業、シェアハウス……クールな文体でスタイリッシュな世界が秘める真実の感触に迫る! 文學界新人賞作家のデビュー作。
日々、壁にぶち当たりながらも自らを鼓舞し、父と子の生活の中から息子に送り続けたメッセージ。勇気と希望の湧いてくる言葉の贈物。
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