第155回(2016年)芥川賞

コンビニ人間 村田沙耶香

1,430 (税込)
発売日2016年07月27日
ジャンル小説
商品情報
書名(カナ) コンビニニンゲン
ページ数 160ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2016年07月30日
ISBN 978-4-16-390618-8
Cコード 0093
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第155回(2016年)芥川賞

コンビニ人間 村田沙耶香

1,430 (税込)
発売日2016年07月27日
ジャンル小説
商品情報
書名(カナ) コンビニニンゲン
ページ数 160ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2016年07月30日
ISBN 978-4-16-390618-8
Cコード 0093

「普通」とは何か? 価値観を揺さぶる衝撃作

第155回芥川賞受賞作!

36歳未婚女性、古倉恵子。
大学卒業後も就職せず、コンビニのバイトは18年目。
これまで彼氏なし。
オープン当初からスマイルマート日色駅前店で働き続け、
変わりゆくメンバーを見送りながら、店長は8人目だ。
日々食べるのはコンビニ食、夢の中でもコンビニのレジを打ち、
清潔なコンビニの風景と「いらっしゃいませ!」の掛け声が、
毎日の安らかな眠りをもたらしてくれる。
仕事も家庭もある同窓生たちからどんなに不思議がられても、
完璧なマニュアルの存在するコンビニこそが、
私を世界の正常な「部品」にしてくれる――。

ある日、婚活目的の新入り男性、白羽がやってきて、
そんなコンビニ的生き方は
「恥ずかしくないのか」とつきつけられるが……。

現代の実存を問い、
正常と異常の境目がゆらぐ衝撃のリアリズム小説。

著者

村田 沙耶香

1979年千葉県生まれ。
2003年「授乳」で群像新人文学賞優秀作を受賞し、デビュー。09年『ギンイロノウタ』で野間文芸新人賞、13年『しろいろの街の、その骨の体温の』で三島賞、16年、「コンビニ人間」で芥川賞を受賞。著書に『丸の内魔法少女ミラクリーナ』などがある。

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