作品
自ら予言した日に幽界へ旅立った「おがみや」ウメさん。僧侶・則道は法事を執り行いながら、妻の切実な問いに向き合おうとする。
石原慎太郎、中西輝政、重松清、立花隆、鹿島茂、曾野綾子、榊原英資、桐野夏生ら各界の第一人者が、現代の教育問題に斬り込む
パック旅行必勝法、一億円を稼ぎ損なった話、女子大生のお喋り撃退策……などなど、好奇心全開のカシマ先生、会心のエッセイ集
バレエの最高峰、英国ロイヤルバレエ団でプリマ・バレリーナをつとめる日本人女性の活躍を、写真と本人の言葉でつづる初の写真集
得体の知れない老人とプータロー。珍妙なコンビが、某大手銀行株に“罠”を仕掛けた——。注目の新鋭が描く巨大な敵との凄絶なる戦い
今の原発は根源的に変革できる。プルトニウムを消滅させる超安全・超優良な炉はできる。これは地球環境を守る革命的エネルギー論だ
現実よりも観念を重んじ、道徳的な装いで相手を指弾する——儒教と華夷思考が、かつてリアリズムの世界にいた韓国人を変容させた
(三を参照)
神戸の街で和漢洋食、横浜の朝がゆとホテルの洋食、岡山に西国一の鮨屋、伊賀と伊勢は牛肉の国、利根の川風ウナギのにおい、神君以来の天ぷらの味――美味をたずねて東奔西走。
無銘の古刀に偽銘を切り高値な刀剣に見せかける鏨師と、それを見破る鑑定家の闘いを描く直木賞受賞作など初期短篇集。「鏨師」「神楽師」「つんぼ」「狂言師」「狂言宗家」収録。(伊東昌輝)
役者にして料理人、また名エッセイストでもある著者がつづった季節感あふれる「食」随筆と「今夜のおかず」二百アイテムあまり。テレビの名物料理番組が一冊にまとまりました。
太田道灌の山吹の古歌の逸話は真実か。八幡太郎義家、楠木正成、謙信、信玄、秀吉等々、忠臣、朝敵、乱世の梟雄たちの魅力を余すところなく語る歴史人物論。(尾崎秀樹)
泥棒、詐欺男、殺人犯、ヤクザ、過激派等々、犯罪のプロばかりが集う府中刑務所。ふてぶてしくて奇っ怪だけど、どこかユーモラスで憎めない人間群像を活き活きと描く。(植村修介)
マニュアルは十七世紀に書かれた技術の百科全書『天工開物』ただ一冊あるのみ。中国伝統の技を現代日本に伝える、ある老後の実践
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