作品
日本文学の中心は天皇の恋歌にあり――常識のヴェールをからげると、そこには歴史と文化の真新しい風景が……独創的日本文化論
漱石、荷風からジョイス、マルケスまで、多様な可能性を秘めた作家論精選。意外な角度から歪つな〈近代〉を浮彫りにする刺激的批評
我らが「存在の家」、言葉。しかし日本語は戦後、不運な扱いの中に。国語教科書批判、河合塾の入試問題論争など刺激的論考精選集成
光源氏はこのとき「実事あり」? 歌聖・定家の神話を崩すと何が見えるか? 自由闊達な眼で古典を甦らせるスリリングな傑作批評選
井伏、川端から大江、立花、春樹まで、昭和平成の文学星座表。切れ味満点、ユーモアたっぷり、便利至極、批評集ならではの独創編集
忠臣蔵はなぜかくも日本人の心を打つのか? 目にも鮮やかな謎解きで話題をさらった名作『忠臣藏とは何か』を中心に、丸谷批評真骨頂
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