作品
聖書は誤解されている、特に日本人に——聖書学専門の出版店主だった著者が“永遠のベストセラー”をさまざまな角度から解説する
三代目のクリスチャンをして「日本学」の探求に赴かせたものは?声高に語ることのなかった一人の思想家が自らの歩みと時代を綴る
「日本人は安全と水を無料だと思っている」――ベンダサンの警告は今なお新しい。「日本人とアメリカ人」「日本人と中国人」を併録
神儒仏を批判しキリスト教を宣教した不干斎ハビヤンは、のちにキリスト教をも捨てる。彼が真に信じのは? 日本教の世界とは?
戦前の日本を呪縛した「尊皇思想」は、徳川幕末の正統性を証明する手続きから生じた。日本思想史の逆説のドラマを描く稀有の論考
日本人は何を受けいれ、何を排除してこの国を創りあげてきたのか。「勤勉の哲学」「受容と排除の軌跡」と単行本未収録作品を収録
江戸時代二百六十年の社会的精神的成熟が近代化の成功をもたらした。その思想の核となった鈴木正三、石田梅岩の独創的発想と影響
民主主義は内から腐る。それを防ぐ内的規範をどこに求めればいいのか。人間智の宝庫である「論語」を再編集し、新しい光をあてる
ルソン島での苛烈な戦闘、敗走、そして捕虜生活。自らの「異常体験」をもとに、帝国陸軍に代表される日本型組織の思考法を追及する
フィリピンにおける戦犯裁判で処刑された韓国人の陸軍中将がいた。彼はなぜ弁明しなかったのか?忠誠心とは何かを問う感動の書
日本型組織と西欧型組織とはどう違うのか?指導力なき指導者の時代をいちはやく予言した筆者の二十一世紀リーダー学のすすめ
崩壊した秩序を立て直し法治の世にする。この難事を為しとげた男。「神君」でも「狸オヤジ」でもない「政治家」家康の真面目を描く力作
「守成の時代」、組織を活性化するために、トップはいかにあるべきか。古来の“リーダー学”の教科書「貞観政要」に新しい光をあてる
「日本の常識は世界の非常識」とならないよう、国際情勢から時代風潮まで、さまざまな問題に、自由で痛快なメスをいれたエッセイ集
日本の現代史は常に「その場の空気」という怪物に支配されてきた。この超論理的存在のメカニズムを徹底解明した「山本日本学」の頂点
生と死が慌しく交錯する戦場から持ち帰った問いは唯一つ――日本とは、日本人とは何か?たじろがぬ精神で日本を見つめ直した人
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