2015年9月、安保法案をめぐり国論が二分される陰で、雇用システムを壊しかねない重要な法案が成立しました。改正労働者派遣法です。これにより派遣労働者が急増し、〝派遣の固定化〟が進むと危惧されているのです。総理のブレーンとして、この〝改悪〟を推進したのは他でもない、〝人材派遣業界の雄〟パソナグループ代表の南部靖之と同社会長の竹中平蔵(元経済財政政策担当大臣・元金融担当大臣)なのです。南部は一方で、覚醒剤事件で逮捕されたASKAと愛人栩内香澄美が出会った秘密パーティの主宰者でもああります。また、〝投資ジャーナル事件〟で逮捕された中江滋樹とは盟友関係にありました。わが世の春を謳歌する現代の政商の暗部に迫ります。
プロローグ ASKAが参加した秘密パーティ
第一章 三度目の改正派遣法案
第二章 中小企業経営者だった父親の教え
第三章 知られざるアングラ人脈
第四章 ベンチャー三銃士と呼ばれて
第五章 芸能・スポーツ界の著名人
第六章 「仁風林」官界人脈のキーマン
第七章 自民と民主「二股外交」の狙い
第八章 公共ビジネスのうまみ
終章 政商かベンチャー企業家か
エピローグ 理念なき軽量級の政商
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