服部悦雄。低迷していたトヨタの中国市場を大転換させた立役者
満州で生まれ、27歳まで中国で育った服部悦雄。大躍進運動、文化大革命と中国共産党の独裁政治の下、零下20度の小屋での一人暮らし、原生林での強制労働と、日本人ならではの苦難を経験する。
帰国後、トヨタ自動車販売(現・トヨタ自動車)に入社。トヨタ中興の祖である豊田英二、トヨタを世界一に導いた社長、奥田碩に重用されてみるみる頭角を表すが、やがて、奥田vs創業家の御曹司、豊田章男の対立に図らずも巻き込まれてゆく。
奥田と豊田章男のふたりに側近とした仕えた服部が初めて明かす、「トヨタ中国進出」と「豊田家世襲」本当の内幕。
序章 中国人の本質
第1章 豊田章一郎の裏切り
第2章 日本の小鬼
第3章 毛沢東の狂気
第4章 零下20度の掘っ建て小屋
第5章 文化大革命の嵐
第6章 悲願の帰国
第7章 日米自動車摩擦の代償
第8章 豊田英二の危惧
第9章 はめられたトヨタ
第10章 起死回生の秘策
最終章 豊田章男の社長室
トヨタ自動車で中国事業を立て直し、‟豊田章男を社長にした男”=服部悦雄氏の人生を描いたノンフィクションがオーディオブックになりました。
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