武田軍1万 VS. 織田連合軍3万——。伝説と虚飾を排し、令和の新解釈で再現する、武田家滅亡の知られざる真実とは――。
担当編集者より
「長篠・設楽原の戦い」といえば、学校で「旧式の騎馬戦術 vs. 新式の鉄砲戦術」「愚将・武田勝頼 vs. 天才・織田信長」の構図で習った方が多いのではないでしょうか。 ドラマなどでもそれは同様で、柵越しに織田・徳川連合軍が武田の騎馬部隊を三段撃ちにして壊滅に至らしめる、という場面をよく観た記憶があります。 そこには新しい時代のヒーローと旧弊な敗残者という分かりやすい構図がありました。 しかし実際のところはどうだったのか。本当にそんな単純な対立構造で語られるものなのか。 この作品では、最新の史料研究、考古学研究を基に、ドキュメンタリータッチで、この有名な戦いを問い直します。 本作をお読みいただくことで、“明らかな敗戦に挑んだ史上稀なる愚将”というこれまでの武田勝頼像に異なる光が当たるのを感じていただけるはずです。お見逃しなく!
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