映画や演劇、万年筆に帽子、食べもの日記や酒のこと。洒脱なショート・エッセイを、著者直筆の絵とともに楽しめる、池波版絵日記
「或日、映画を観た帰りに、銀座でコーヒーをのんでいると、外の日の光りが透き徹っていて、空が高くなったような気がした」——60代の池波正太郎が「週刊文春」に連載したエッセイ集。著者直筆の挿画とともに、映画や演劇、万年筆に帽子、食日記や酒、旅行のことなど、洒脱な文章で穏やかな老熟の日々が綴られる。解説・池内紀
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