小学校入学直前の血液検査で、出生時に取り違えられたことが発覚。娘を交換しなければならなくなった二つの家族の絆、十七年の物語
小学校にあがる際の血液検査で、出生時の取り違えがわかった二人の少女。他人としか思えない実の親との対面、そして交換。「お家に帰りたいよう」。子どもたちの悲痛な叫び——。昭和52年に沖縄で発覚した赤ちゃんの取り違え事件。当時女性誌の記者としてこの事件を取材した著者は、その後十七年にわたって、二人の少女と家族を追いつづけ、この驚くべきノンフィクションをものにしました。家族の絆とは何かを深く考えさせる一冊。(SS)
1948年、大阪府生れ。ノンフィクション作家。『ナツコ沖縄密貿易の女王』で大宅壮一ノンフィクション賞と講談社ノンフィクション賞を受賞。社会問題を扱った『心にナイフをしのばせて』や、医療をテーマにした『看取り先生の遺言』など著作多数。認知症の取材にも長年、取り組み、『丹野智文笑顔で生きる』(丹野智文氏との共著)、『ゆかいな認知症』『なぜか笑顔になれる認知症介護』など関連書籍を多数執筆している。
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