この国の「看取る文化」を甦らせるために病気を治すことと同じく或いはそれ以上に大切な、人が安らかに逝くこと。「臨床宗教師」の必要性を唱えて死んだ医師、渾身の遺言。
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1948年、大阪府生れ。ノンフィクション作家。『ナツコ沖縄密貿易の女王』で大宅壮一ノンフィクション賞と講談社ノンフィクション賞を受賞。社会問題を扱った『心にナイフをしのばせて』や、医療をテーマにした『看取り先生の遺言』など著作多数。認知症の取材にも長年、取り組み、『丹野智文笑顔で生きる』(丹野智文氏との共著)、『ゆかいな認知症』『なぜか笑顔になれる認知症介護』など関連書籍を多数執筆している。
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