プロ野球の試合中だけ看板選手を“消して”ほしい。野球賭博にからんで依頼を受けた消し屋の幸三はどうする? 痛快アウトロー小説
オカマの蘭子とともに福岡に流れてきた消し屋の幸三。久々に訪れた博多のヤクザから依頼された今回のターゲットは、ホークスの名捕手・真壁。内容は、殺しはナシで、彼を一試合の間だけ消すという奇妙なものだった。野球一筋で真面目な真壁には、スキャンダルなど付け入る弱味がない。幸三が取った手段とは。解説・丸山昇一
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