直木賞候補作『LOVELESS』で脚光を浴びた、著者のデビュー作。北の大地に生きる男と女の「生」と「性」を大胆に描く全6篇
一九六五年、北海道生まれ。二〇〇二年「雪虫」でオール讀物新人賞を受賞、〇七年『氷平線』を刊行。一三年『ラブレス』で島清恋愛文学賞、同年『ホテルロヤル』で直木賞、二〇年『家族じまい』で中央公論文芸賞を受賞。『起 タミナル終点駅』『蛇行する月』『ブルス』『それを愛とは呼ばず』『砂上』『孤蝶の城』など著書多数。近著に『ヒロイン』『彼女たち』(写真中川正子)がある。
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