電子書籍

谷から来た女 桜木紫乃

価格:※各書店サイトで確認してください
発売日2024年06月10日
ジャンル小説
コード1639185500000000000T
ネット書店で購入
『谷から来た女』(桜木紫乃)
電子書籍

谷から来た女 桜木紫乃

価格:※各書店サイトで確認してください
発売日2024年06月10日
ジャンル小説
コード1639185500000000000T

「わたしの背中、こわいですか」気高く生きる女との邂逅を描いた大人の物語

アイヌ紋様デザイナー・赤城ミワ。
彼女といると、人は自分の「無意識」に気づいてしまう。
自分の気持ちに、傷ついてしまう――。
そして、彼女は去ってゆく。忘れられない言葉を残して。

桜木紫乃の真骨頂、
静かに刺してくる大人の物語。


(収録作)
「谷から来た女」…2021年。大学教授の滝沢は、テレビ局の番組審議会でミワと出会う。大人の恋愛を楽しむ二人だったが…。

「ひとり、そしてひとり」…2004年。アクセサリーショップとセクシーパブで働く千紗は、夜のすすきのでデザイン学校の同期・ミワと再会する。

「誘う花」…1999年。教育通信の記者・譲司は、取材で出会ったミワの弟・トクシがいじめられていることに気づく。

「無事に、行きなさい」…2015年。レストランシェフの倫彦は、ミワとの将来を信じながらも、どこか遠さを感じている。

「谷へゆく女」…1982年。母を亡くした中川時江は、高校卒業と同時に、文通相手の赤城礼良を頼って北海道へ向かう。

「谷で生まれた女」…2023年。北海道テレビプロデューサーの久志木は、ミワのドキュメンタリーを撮影するが…。


【本の話🎙ポッドキャスト】

【オールの小部屋】桜木紫乃、新刊『谷から来た女』を語る

オール讀物に連載された桜木紫乃さんの『⁠谷から来た女⁠』がついに発売されました。旧知の担当編集を相手に、女傑サクラギ、新刊への思いを語り尽くします。今回の新刊、発想の原点はデビュー作の『⁠氷平線⁠』執筆時にまでさかのぼるそうで、いわば20年の歳月を投じた渾身の書。サクラギさんの抱腹絶倒トークをお楽しみください。

著者

桜木 紫乃

一九六五年、北海道生まれ。


二〇〇二年「雪虫」でオール讀物新人賞を受賞、〇七年『氷平線』を刊行。一三年『ラブレス』で島清恋愛文学賞、同年『ホテルロヤル』で直木賞、二〇年『家族じまい』で中央公論文芸賞を受賞。『起 タミナル終点駅』『蛇行する月』『ブルス』『それを愛とは呼ばず』『砂上』『孤蝶の城』など著書多数。


近著に『ヒロイン』『彼女たち』(写真中川正子)がある。

一覧を見る

感想を送る

本書をお読みになったご意見・ご感想をお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社ウェブサイト、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただく場合がございます。

※いただいた内容へのご返信は致しかねますのでご了承ください。
※ご意見・ご感想以外は、こちらから各部門にお送りください。

メディア関係者・図書館の皆様

表紙画像のダウンロード

ご希望のデータがダウンロードできない場合や、著者インタビューのご依頼、その他の本の紹介に関するお問合せは、直接プロモーション部へご連絡ください。

雑誌・書籍の内容に関するご意見、書籍・記事・写真等の転載、朗読、二次利用などに関するお問合せ、その他については「文藝春秋へのお問合せ」をご覧ください。

購入する

※外部サイトに飛びます

閉じる
ネット書店で購入
2024 文春文庫 秋100ベストセレクション 佐伯泰英特設サイト 文春文庫は50年を迎えました! 特設サイト 米国を代表する作家、スティーヴン・キングの特設サイト 吉永南央「紅雲町珈琲屋こよみシリーズ」特設サイト 阿部智里「八咫烏シリーズ」特設サイト