ある日、肝細胞がんなる病名を突然告げられ、がーんとなった東海林さん。
約40日間にわたる「初体験入院日記」。手術に、病院生活、その後の治療などを振り返る。
ほか、「粉もん大好き」「ミリメシはおいしい」「流行語大研究」「初詣はおねだりである」「そうだ、蕎麦食いに行こう」「ガングロを揚げる」など。
新井平伊医師(認知症専門医)との対談「認知症時代の〝明るい老人哲学〟」、
南伸坊氏・伊藤理佐氏との座談会「雑誌って面白い!」、
岸本佐知子氏(翻訳家)との対談「オリンピック撲滅派宣言『スポーツって、醜いよね?』」
の3本も収録。
『オール讀物』連載〈男の分別学〉を改題。
解説・池内紀(ドイツ文学者・エッセイスト)
(池内紀氏は2019年8月30日に逝去されました)
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