電子書籍

悲しみの秘義

価格:※各書店サイトで確認してください
発売日2019年12月05日
ジャンル随筆・エッセイ

暗闇のなかにいる人へ――傑作エッセイ

もしあなたが今、このうえなく大切な何かを失って、暗闇のなかにいるとしたら、この本をおすすめしたい――(解説・俵万智)

宮沢賢治、須賀敦子、神谷美恵子、リルケ、プラトン、小林英雄、ユングらの、死者や哀しみや孤独について書かれた文章を読み解き、人間の絶望と癒しをそこに見出す26編。

「言葉にならないことで全身が満たされたとき人は、言葉との関係をもっとも深める」―-自らの深い悲しみの経験を得た著者が、その魂を賭けて言葉を味わい、深い癒しと示唆を
与えてくれる26編。

「一日一編読んでいる」
「自分の無意識のどこかに必ず染みてきて、涙がにじむ」
「どんな仕事でもそれを支えているのは、『語り得ない何か』。
その一つが悲しみである、という言葉の凄さに慰められた」

日経新聞連載時から話題を呼び、静かなロングセラーとなった一冊。

東日本大震災後の福島にて、柳美里さんが営む書店「フルハウス」では
2018年売り上げベスト6位に本書が入っている。

文庫化に際して「死者の季節」「あとがき」を増補。

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担当編集者より

大きな悲しみを知る人に寄り添うような切実な文章で、日経新聞連載時から大きな反響を呼んだ本です。

文庫の表紙を飾るのは、世界的に人気の高いアーチスト・沖潤子さんの美しい刺繍作品。思わず手に取り、側に置きたくなります。大切な方にも是非プレゼントしてください!

若松英輔さんは今年『小林秀雄 美しい花』(文藝春秋)で「混迷の時代に生きる現代人の心の支えとなる作品」
として蓮如賞も受賞されました。

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