高校を中退して浅草で人力車を引く吉瀬走。
黙って去って行った彼のもとへ陸上部のかつての仲間が会いに来たり、女性のストーカーにあったり、余命宣告を受けた妻の希望を叶えるためにという老夫婦を案内したり……。
そんな日々の中、行方不明になっていた母親が体調を崩しているという手紙が届く。
彼を見守る力車屋の面々。若き車夫、吉瀬の向かう先は――。
大人の世界に足を踏み入れた少年車夫と同僚や客らとの交流を描く、期待の新鋭作家による青春小説の文庫化第2弾!
解説・中江有里
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