ウェイティング・バー
林真理子
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男と女の物語はいつも怖い
結婚式後、新郎と司会の女が、バーで新婦を待つ。やがて会話は二人の秘密に触れ……男女の恋愛に潜む恐怖を描く十のストーリー。
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著者
林 真理子
1954年山梨県生まれ。日本大学芸術学部を卒業後、コピーライターとして活躍。82年エッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』がベストセラーとなる。86年「最終便に間に合えば」「京都まで」で第94回直木賞を受賞。95年『白蓮れんれん』で第8回柴田錬三郎賞、98年『みんなの秘密』で第32回吉川英治文学賞、2013年『アスクレピオスの愛人』で第20回島清恋愛文学賞を受賞。主な著書に『葡萄が目にしみる』『不機嫌な果実』『美女入門』『下流の宴』『野心のすすめ』『最高のオバハン中島ハルコの恋愛相談室』『愉楽にて』などがあり、現代小説、歴史小説、エッセイと、常に鋭い批評性を持った幅広い作風で活躍している。『西郷どん!』が2018年のNHK大河ドラマ原作に。2018年紫綬褒章受章。2020年には週刊文春での連載エッセイが、「同一雑誌におけるエッセーの最多掲載回数」としてギネス世界記録に認定。同年菊池寛賞受賞。2022年野間出版文化賞受賞。近著に『小説8050』『李王家の縁談』『奇跡』『成熟スイッチ』がある。
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