結婚して六年。繁村昂一は、二年前に出版社を辞め、失業中。
大手代理店に勤める妻の親友・由香里の出産を手伝ったのを機に
際どい三角関係が始まる。
2人の関係にきづいた妻は、昂一をある場所に連れ出した。
次第に、思いもかけない事実と、人間関係の重さ、繋がりの凄まじさに
目を見開いてゆく昂一。
この世に奇跡は必ずあるし、それはいつでも、誰にだって起こりうることなのだ――
奇跡の意味を描く傑作デビュー長編。
文庫あとがき収録。
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