電子書籍

子ごころ親ごころ 藍千堂菓子噺 田牧大和

価格:※各書店サイトで確認してください
発売日2023年08月02日
ジャンルエンタメ・ミステリ
コード1679206700000000000H
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『子ごころ親ごころ』(田牧大和)
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子ごころ親ごころ 藍千堂菓子噺 田牧大和

価格:※各書店サイトで確認してください
発売日2023年08月02日
ジャンルエンタメ・ミステリ
コード1679206700000000000H

物語を彩るのは藍千堂謹製、初夏の上菓子三品

さちの友だち、おとみが母親に捨てられた!? 
境遇が移り変わっていく幼い少女たち。
物語を彩るのは、初夏の上菓子三品。

さちが遊びに行ったおとみの家で、おとみの母親が百瀬屋の上菓子を出してくれた。おとみは、上菓子を生まれて初めて食べた様子。
さちは「藍千堂の方が美味しい」と感じるが、「でも、どうして上菓子を出してくれたのだろう」。さちが微かな違和感じた次の日、おとみの母はいなくなった。

おとみの母は、おとみを残して町火消の組頭に嫁入りした。嫁ぎ先が生さぬ仲の娘を嫌ったため、おとみは置き去りにされたのだ。大工の伯父夫婦が養女として引き取ることで、すでに話は済んでいた。
大工は金を握らされ、おとみを引き取ったと噂されている。頑固で口下手な叔父に馴染めず、またその叔父から「おさちとは、あまり仲良くするな」と諭され、不安になるおとみ。そんな時、事件がおこり、おとみは「藍千堂」へ逃げ込んできて――。

おとみの騒動をきっかけに、ふと自分の境遇に思いをはせるさち。なぜ、自分の年齢がひとつ減ったのか? 急に、「とと様」が自分の父になった訳は?
さちも少しずつ大人になっていく――。

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