子ごころ親ごころ 藍千堂菓子噺 田牧大和

825 (税込)
発売日2023年07月05日
ジャンルエンタメ・ミステリ
商品情報
書名(カナ) コゴコロオヤゴコロ アイセンドウカシバナシ
ページ数 256ページ
判型・造本・装丁 文庫判
初版奥付日 2023年07月10日
ISBN 978-4-16-792067-8
Cコード 0193
試し読み
書店在庫
ネット書店で購入

子ごころ親ごころ 藍千堂菓子噺 田牧大和

825 (税込)
発売日2023年07月05日
ジャンルエンタメ・ミステリ
商品情報
書名(カナ) コゴコロオヤゴコロ アイセンドウカシバナシ
ページ数 256ページ
判型・造本・装丁 文庫判
初版奥付日 2023年07月10日
ISBN 978-4-16-792067-8
Cコード 0193

物語を彩るのは藍千堂謹製、初夏の上菓子三品

さちの友だち、おとみが母親に捨てられた!? 
境遇が移り変わっていく幼い少女たち。
物語を彩るのは、初夏の上菓子三品。

さちが遊びに行ったおとみの家で、おとみの母親が百瀬屋の上菓子を出してくれた。おとみは、上菓子を生まれて初めて食べた様子。
さちは「藍千堂の方が美味しい」と感じるが、「でも、どうして上菓子を出してくれたのだろう」。さちが微かな違和感じた次の日、おとみの母はいなくなった。

おとみの母は、おとみを残して町火消の組頭に嫁入りした。嫁ぎ先が生さぬ仲の娘を嫌ったため、おとみは置き去りにされたのだ。大工の伯父夫婦が養女として引き取ることで、すでに話は済んでいた。
大工は金を握らされ、おとみを引き取ったと噂されている。頑固で口下手な叔父に馴染めず、またその叔父から「おさちとは、あまり仲良くするな」と諭され、不安になるおとみ。そんな時、事件がおこり、おとみは「藍千堂」へ逃げ込んできて――。

おとみの騒動をきっかけに、ふと自分の境遇に思いをはせるさち。なぜ、自分の年齢がひとつ減ったのか? 急に、「とと様」が自分の父になった訳は?
さちも少しずつ大人になっていく――。

感想を送る

本書をお読みになったご意見・ご感想をお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社ウェブサイト、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただく場合がございます。

※いただいた内容へのご返信は致しかねますのでご了承ください。
※ご意見・ご感想以外は、こちらから各部門にお送りください。

メディア関係者・図書館の皆様

表紙画像のダウンロード

ご希望のデータがダウンロードできない場合や、著者インタビューのご依頼、その他の本の紹介に関するお問合せは、直接プロモーション部へご連絡ください。

雑誌・書籍の内容に関するご意見、書籍・記事・写真等の転載、朗読、二次利用などに関するお問合せ、その他については「文藝春秋へのお問合せ」をご覧ください。

書店在庫
ネット書店で購入
米国を代表する作家、スティーヴン・キングの特設サイト 文春文庫は50年を迎えました! 特設サイト 佐伯泰英特設サイト 吉永南央「紅雲町珈琲屋こよみシリーズ」特設サイト 阿部智里「八咫烏シリーズ」特設サイト 2024 文春文庫 秋100ベストセレクション