真田武士心得〈四〉 昌幸純情 井原忠政

価格:※各書店サイトで確認してください
発売日2026年10月06日
ジャンル歴史・時代小説
コード1679256400000000000N
『昌幸純情』(井原忠政)

真田武士心得〈四〉 昌幸純情 井原忠政

価格:※各書店サイトで確認してください
発売日2026年10月06日
ジャンル歴史・時代小説
コード1679256400000000000N

仇を追う右近、敵の娘と出会う

信之のために生きる男は、親の仇の娘を前に何を思うのか。

関ケ原から3年。徳川の世を生き抜く真田信之。

一方、父・真田昌幸と弟・真田信繁(幸村)は、いまだ九度山で流人として暮らしていた。

敵味方に分かれたからといって、親子でも兄弟でもなくなるわけではない。その複雑な関係の間を行き来するのが、信之の家臣、鈴木右近だった。

信之が表立って担いにくい仕事を引き受け、その思いを支える。右近は少しずつ、信之にとって特別な家臣になっていく。

だが右近自身にも、少年の頃から決して消えることのなかった思いがあった。両親の仇・中山九兵衛を討つ。

やがて九兵衛へつながる手がかりを得た右近は、その行方を追って伊吹山へ。

主君への恩を忘れず、両親の仇を追い続けてきた右近。だが、長いあいだ揺るがなかった思いが、仇の娘と出会ってしまったことで思いもよらぬ形で試されることになる。

人を憎むとはどういうことか。そして、本当に守りたいものは何なのか。

のちに信之から、ただ一人殉死を認められる家臣・鈴木右近。その「純情」が大きく揺れる、シリーズ第4弾。

目次

序章 邂逅、民部少輔様
大一章 沢庵の教え
第二章 信之、九度山を訪れる
第三章 琵琶湖の東――伊吹山情話
第四章 右近、善行を積んでしまう
終章 九度山に死す

昌幸純情

担当編集者より

6歳で両親を失った右近には、ずっと2つの思いがありました。自分を救ってくれた真田信之への恩。そして、両親を死に追いやった中山九兵衛を討つという思い。第4巻では、その2つを抱えて成長してきた右近が、これまでとは違う問いに直面します。関ケ原から3年。右近は150石の領主となり、信之に仕えながら、家族を持ち、人の暮らしを背負う立場になりました。一方、信之の父・昌幸と弟・信繁は九度山で流人生活を続けています。戦場で敵を斬るだけなら、強ければいい。しかし、人を守るとは何か。親を思うとは何か。そして、長年憎み続けてきた相手の娘とどう向き合うのか。右近は、もう6歳の孤児ではありません。それでも、あのとき胸に抱いた「純情」は消えていない。信之にとって特別な家臣へと成長していく右近が、「強さ」の意味をもう一度問われる第4弾です。(担当KN)

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