師走も半ば、金座裏では大掃除を済ませ、と立ち寄った北町奉行所の定町廻り同心・寺坂毅一郎を交えて河豚料理に舌鼓をうっていた。その席で金座裏の番頭格の八百亀が、八丁堀界隈で寺坂に纏わる噂を聞いたと話し始めた。宗五郎は即座に「知らない」と答えたが、密かに北町奉行から聞かされていた話があって……。
北町奉行所に巣食う悪者どもを炙り出すため、金座裏と身内同然の寺坂の難儀を救うため、宗五郎と政次が命をうけて動き出す。
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