鎌倉河岸の酒問屋豊島屋の清蔵が慌ただしく金座裏にやってきた。息子に十代目十右衛門を継がせるため、金座裏と松坂屋に就位の後見を願いたいという。
同じころ、町廻りをしていた政次たちは、金箔の商いで江戸一番と言われる岩鞍屋が突然店仕舞いしたことを知る。堅実な商いで貯めた金子は半端ではないと噂される店に何が起こったのか。店を訪ねると、主と女房が何事かを隠そうとしていて……。
ご希望のデータがダウンロードできない場合や、著者インタビューのご依頼、その他の本の紹介に関するお問合せは、直接プロモーション部へご連絡ください。
雑誌・書籍の内容に関するご意見、書籍・記事・写真等の転載、朗読、二次利用などに関するお問合せ、その他については「文藝春秋へのお問合せ」をご覧ください。
感想を送る
本書をお読みになったご意見・ご感想をお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社ウェブサイト、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただく場合がございます。
※いただいた内容へのご返信は致しかねますのでご了承ください。
※ご意見・ご感想以外は、こちらから各部門にお送りください。