鎌倉河岸の酒問屋・豊島屋十代目十右衛門に祝言の話が持ち上がり、豊島屋と付き合いの深い金座裏はその話で持ち切りだ。
そんななか山城淀藩の家臣が辻斬りに遭ったと八百亀が知らせにきた。町方が武家の騒ぎに触れることは禁じられているものの、「辻斬り一件では終わらないだろう」と判断した宗五郎は、手先たちに探索継続を命じる。
金座裏の番頭・八百亀と若い手先たちが奮闘し、辻斬りの裏にある事情に迫っていくと……。
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