目次

創作
絲山秋子　神と古代人――（1）チカラベの子孫

古川真人　どうせ焼肉――九州男尊女卑考

山下澄人　まつがあらわれる気配ハない、

第172回芥川賞
特別エッセイ
安堂ホセ　本と批判についての確認

作家論
竹田ダニエル　「現代社会」というリアリティショー

特別エッセイ
鈴木結生　信仰と創作

作家論
阿部公彦　「先生と私」が奏でる知的牧歌
江南亜美子　小説が書きうることの探求

鼎談
蓮實重彦×小田香×小森はるか
“生きている現在”を撮る
蓮實氏が「驚きに満ちた作品」と感嘆する、小田・小森両監督の作品に迫る

対談
根岸吉太郎×岡田将生
生身の小林秀雄を見つめる
大正を生きた若者たちを今どう描けるか。監督と俳優の立場から語り合う

特集 いまを生きるための倫理
対談
朝井リョウ×安堂ホセ　正しくない小説の居場所
正しさが求められる時代に作家はどう向き合うべきなのか。注目の初対談！

古田徹也×奈倉有里　言葉の遅さが希望になる
翻訳／文学／哲学の地平から、生活に息づく言葉の倫理を見つめ直す

新連載
大澤真幸　AIと人間――AIから倫理を再考する

評論
戸谷洋志　生命・他者・倫理――あるいはミャクミャクくんと友達になることについて

ブックガイド
長門裕介　「意見のカタログ」以上を求める人のための倫理（学）

インタビュー
雨瀬シオリ　現代において「倫理」を描くこと
『ここは今から倫理です。』の著者に聞く、いま「倫理」ってなんですか？

エッセイ
石原燃　Keep Marching

リレーエッセイ
身体を記す　第13回　春日太一　ロマンティック恐怖症

新連載第2回
鈴木涼美　小さなひと

連載完結
又吉直樹　生きとるわ　最終回

今月のエッセイ
よざひかる　過去の自分に感謝する方法

窓辺より
日比野コレコ　SOUL?

岩田奎　トマト嫌い

詩歌
浅川芳直　希

連載
筒井康隆　自伝　第6回

井戸川射子　舞う砂も道の実り　第6回

藤野可織　でももうあたしはいかなくちゃ　第6回

渡辺祐真　世界文学の大冒険　第6回

頭木弘樹　痛いところから見えるもの　第7回

松尾スズキ　家々（いえいえ）、家々家々（いえいえいえいえ）　第11回

千葉雄喜　千葉雄喜の雑談　最終回

津野青嵐　「ファット」な身体　第12回

東畑開人　贅沢な悩み　第13回

金川晋吾　でもだからこそ日誌　第17回

江﨑文武　音のとびらを開けて　第20回

王谷晶　鑑賞する動物　第30回

平民金子　めしとまち　第47回

松浦寿輝　遊歩遊心　第66回

犬山紙子　むらむら読書　第86回

須藤輝彦　菊間晴子　新人小説月評

文學界図書室
本谷有希子『セルフィの死』（倉本さおり）

乗代雄介『二十四五』（鳥澤光）

その他
文學界新人賞応募規定

執筆者紹介