作品紹介

あまりにも広く深く古く……錯綜するためのシチリア案内

多くの民族が刻んだ3000年の歴史と文化に彩られた「蒼い海と白雲流れる青空の島」シチリアをこよなく愛したゲーテの言葉に誘われて、神話、文学、芸術、哲学を縦横無尽に駆使して語る新たなシチリア案内書

シチリアとかシチリア島。この言葉というか地名を聞いて、皆さんは何を想い起こされるでしょうか。……「輝く太陽と青い海の島」、「地中海の真ん中の島」、「二等辺三角形の島」、「トリナクリア(三つの岬の島)」、「長靴の形をしたイタリア半島のつま先に蹴っぽられたように転がっている島」、「神話と伝承の島」、「ギリシアの神々が住みたもう島」、「地中海文明の十字路」、「有史以来多くの民族に支配されてきた島」、「ローマの穀倉」、「マフィアの島」、「紙の島」、「フィルムの島」、「エロスの島」……。

担当編集者より
前著『ヴェネツィア彷徨』に次ぐイタリア紀行エッセイ第2弾です。下調べは必要最低限にとどめ、ときには全く調べないまま現地に赴き、そして感性のままに異国の地を巡る……そんなスタイルで書かれています。路地に迷い、思索の途に入り込み、そこから紡がれる一言一句は読者の知的好奇心を揺さぶることでしょう。
目次
はじめに― シチリアへの誘い
【Ⅰ】
シチリアでの第一歩―エリチェ
花に埋もれる古代都市国家―セジェスタ
カルタゴ人の遺跡の島―モツィア
名酒を産するシチリアらしくない街―マルサーラ
シチリア最大のギリシア神殿群―セリヌンテ
神殿の谷に残るギリシア神の息吹―アグリジェント
【Ⅱ】
シラクーザへの路
「フィルムの島」たる所以を見る―ラグーザ
古代ギリシアとローマの光輝漂う都市―シラクーザ
シラクーザとタオルミーナの間で
地上の楽園―タオルミーナ
【Ⅲ】
シチリアの玄関口にして州都―パレルモ
彼の地を見ないのは驢馬の如し―モンレアーレ
「ニュー・シネマ・パラダイス」の小さな街―チェファルー

更なるシチリアを想う
追記
商品情報
書名(カナ) シチリアズイソウ
ページ数 224ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製カバー装
初版奥付日 2018年09月19日
ISBN 978-4-16-008934-1
Cコード 0095

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